社員メッセージ

設計職
大川 哲央 Okawa Tetsuhisa
設計技術部/2010年入社

この会社との出会いがあったから、
設計エンジニアに成長できました。

私は建築系の専門学校でCADを使った設計を学んだ後、冬はスキー場のスロープコースを設営する仕事に携わり、それ以外のシーズンは派遣で働く、という生活を10年近く続けていました。自動車メーカーの期間工やハウスメーカーの設計補助など様々な仕事を経験しましたが、30歳も近くなり、将来のことを考え始めた時、ハローワークで見つけたのが国際鉄工の求人でした。入社後、数年間は製造技術部で装置の組付けを経験。その後「設計がやりたい」という私の希望を聞き入れていただき、設計技術部に異動することになりました。車体溶接設備の設計は、お客様から提供される仕様書や参考図をもとに行います。しかし、年々、構造が複雑になっているため、二次元CADだけでは設計や組み立てができず、三次元CADでモデルを作成することが不可欠になっています。私は三次元CADを扱うのは初めてだったため、仕事を通じて操作を覚えつつ、設備そのものの構造を学んでいきました。ほぼ未経験からのスタートでしたが、異動して数年後には設備全体の設計も任されるように。さらには、お客様である大手自動車メーカーに常駐し、車体設備設計のサポートを行うという貴重な経験を積むこともできました。現在は再び会社に戻り、設備設計の責任者を務めています。フリーター同然だった私ですが、国際鉄工だからこそ、設計技術者として成長することができました。

製造職
床分 陽一郎 Tokowake Yoichiro
製造技術部/2010年入社

未経験でも、30歳過ぎてても、
組立エンジニアを目指せます。

私は高校卒業後、自動車のメカニックやディーラーの営業を経て、国際鉄工に入社しました。子どものころからクルマと機械いじりが大好きで、できれば自動車の製造・開発に関わりたいと思っていたからです。入社後、私が担当することになったのは数百点ものパーツからなる車体溶接用設備を組み立てる仕事。形状が複雑なため、三次元の図面で各部品の位置関係を確認しながら慎重に組み上げていくのですが、パーツそのものが一点物の特注品のため、不具合があったり、設計図通りには組み立てられなかったりすることもあり、なかなか一筋縄ではいきません。私は設計図すら見たことがない状態で入社したのですが、最初は部品点数の少ない組み立てなどを任せてもらいつつ、自ら希望して設備の最終設置と立上を行う自動車メーカーへの出張にも同行させてもらいました。そこで少しずつ「自分は何を作っているのか」「この作業は何のために必要なのか」を学んでいきました。作業に必要になるフォークリフトの運転、クレーン操作、玉掛、アーク溶接などの資格も、すべて会社の支援を受けて取得。入社5年目にはサブリーダーに昇格し、現在はプロジェクトリーダーとして、工場全体の生産計画やスタッフの配置などにも携わっています。国際鉄工は、やる気のある人間には成長のチャンスを与え、責任とやりがいの大きな仕事を任せてくれる会社です。かつての私のように実務未経験でも、30歳を過ぎていても、やる気があればスタートを切ることができる。今は自分の仕事に誇りを持って取り組んでいます。

購買職
谷岡 翠 Tanioka Midori
製造技術部/2012年入社

子育て中の主婦から購買担当者へ。
会社が応援してくれました。

私は音楽短大を卒業後、小さな会社に事務職として就職し、結婚、出産。子どもが3歳になったのを機に、再就職先として選んだのが国際鉄工でした。入社当初の仕事は製造技術部の庶務。いわゆる事務職員でした。しかし、しばらくするうち、業務の一環として、国内外の加工メーカーに車体溶接用設備の部品生産を依頼する、購買と言われる仕事をお手伝いするようになりました。こうしたパーツをすべて内製化することは、時間的な制約もあり難しいため、コスト、納期、仕上がりの精度などを勘案しながら、国内外の協力会社に外注しているのです。最初のうちは購買の事務処理をしていたのですが、いつの間にか設備の設計や製造そのものへの興味が深まっていきました。実は私は子どものころから理数系が得意で、技術者になりたいと思っていたこともあったほど。国際鉄工に入社したことでそんな思いがよみがえり、購買という仕事に夢中になってしまったのです。だんだんと自分でも部品生産を内製するか外注するかの判断や、協力会社への発注を担当するようになりました。5年ほど前に前任者の退職に伴って業務を引き継ぎ、今は購買を専任で担当しています。自分でも想像できなかったぐらいの転身ですが、会社はそれを応援してくれました。やりがいのある仕事に携われているので、日々充実感がありますね。

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